パフォーマンスを高める集中力

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こんにちは。水地です。
劇的プレゼン塾では、即興を使ったワークを中心にプレゼンやスピーチに取り組んでいきます。
即興ですので、準備せず、用意せずにスピーチをするわけです。
そこで必要なのが「集中力」
今に集中するということが大切になります。

何においてもいいパフォーマンスをするためには集中力は欠かせませんよね。
今日はスポーツを通して集中力を考えてみたいと思います。

スポーツでは、究極の集中状態のことを「ゾーン」といいますよね。
今ではだいぶ知られている言葉だと思います。
「ゾーン」に入ると、ボールが止まって見えた、とか、相手の動きがわかった、とか
種目によって様々ですが、普段以上の完璧なパフォーマンスができるのです。
集中とリラックスの絶妙なバランスの上に成り立っているのではないかと、私は思っています。

3月末に行われたフィギュアスケート世界選手権での羽生選手のフリーの演技は
その「ゾーン」に入っていたようですね。
私はテレビで観ていましたが、確かに、素晴らしい演技でした、
ジャンプだけでなく、プログラム全体を通して隙のないものに感じました。

その「ゾーン」状態について語る羽生選手の言葉がとても興味深いものです。

「自分が風や川の中にドプンと入っているような感覚、
何か、自然の中に入り込んでいるような感覚がすごくあった。一種の、すごくいい集中状態だった」
「ジャンプを決めるごとに、徐々に自然の中に溶け込んでいく感じ」

うーん。すごい!こんな感覚味わってみたいものです。
おそらく羽生選手は感性が豊かで、言葉の表現力も優れているので、こういった表現になったのではないかなぁと私は感じました。
また、羽生選手は集中力についても語っています。

「『無理やり入(い)れる』か、『入(はい)る』かの違いがあると思う」
「集中状態に入(はい)ろう入(はい)ろうという意志があって集中していくのか、
無意識に『あ、これ集中だったんだ』みたいな、状態に入(はい)るかって、たぶんある。
無意識に入(はい)っていた状態が世界選手権」

なるほど。これはよくわかります。
集中しようと思わなくても集中できたときがいい状態。
集中しよう、集中しよう…と思っている時点で、集中できていないのです。

私は残念ながら「ゾーン」に入ったことはありませんが、舞台でいいパフォーマンスができたときは、自然と集中できていて、
しっかり今、その瞬間に集中できていました。
スピーチやプレゼンでも、集中力はとても大事です。

「失敗したらどうしよう」
「うまくできないかもしれない」
「変な質問されたらヤダな」
そんなネガティブな思いが心の中にあったら、どうでしょう?
全く集中できませんね。
余計なことは心から追い出して、今、その瞬間、その場に集中することが大切です。
即興トレーニングは、即興力・対応力がつくのもありますが、集中力も養うことができます。
「ゾーン」に入るとまではいかなくても、安定して集中力を発揮することができれば、プレゼンもスピーチもきっとうまくいく!自分の理想がその先にあるのではないでしょうか!
私もいつか演技中に「ゾーン」を体験してみたいものです。
今は研究が進んで、自らコントロールして「ゾーン」状態に入れるなどという話もありますが、
私はそんなに簡単なものではないと思っています。
誰もが簡単に「ゾーン」に入れるなら、スポーツの結果はもっと違っていると思います。
でも、いつか体験してみたい!
そのために「ゾーン」と集中力の研究と鍛練をしていきたいです。

羽生選手については朝日新聞の記事を引用しました。
朝日新聞 羽生結弦が語った究極状態 「あ、これ集中だったんだ」
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舞台俳優として10年以上のキャリア。数々の主役級・準主役級を演じる。現在は STONEψWINGSアクティングスクールにて、シアターゲーム&インプロヴァイゼイションクラスの担当講師も務めている。「劇的なプレゼン」や「殻破りインプロ」を手がける別役慎司のアシスタントとして長く活動。FEATHER IMPRO ACT PROJECTのビジネス向けインプロ講座や企業研修に携わり、ビジネスインプロおよびビジネスゲームのノウハウに精通している。また、演技力と即興力を活用した俳優ロールプレイヤーの一員であり、企業研修等に参加している。一般社団法人日本グローバル演劇教育協会(GLODEA)にて、演劇教育にも携わっている。得意な領域は、楽しいエクササイズを通して即興力や表現力を育成することである。

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