あなたは本番前に緊張しますか?
おそらくこのブログを見ているということは、少なくとも今より改善したらいいなーと思って
情報を探していることと思います^^
私も以前は結構すぐに緊張して冷や汗をかくことが多くて
失敗した時の自分のイメージを自分で膨らませてしまったりしていました。
「ここあんまり覚えてないから上手くやれるかな・・・」
「あんなに大勢の前で話したことないから何かあったらどうしよう」
「間違えたら怒られるかな。いや、もしかしたらすごく失望されるかも・・・」
大事な本番前に、そんな風に自分のことばっかり考えていました。
というか他のことを考える余裕がありませんでした。
もっと余裕を持って
「今日はここを楽しんでみよう」とか「前回より良くなるようにちょっとチャレンジしてみよう」とかプラスのイメージを持って取り組めたら今の結果ももっと違っただろうなーと思います。
あとは人に対しても、お互い声掛けしてテンションを高めたり
聞いてくれる人たちに対して気配りをしたりしたいなーとは思うのですが。
でもその余裕って、やっぱり緊張してると出てこないですよね。
私の周りは話すことを仕事にしたプロの方が多い環境でしたが
一般の企業に勤めるような知り合いの中には、スピーチやプレゼンなどの場面で
堂々とうまく話せる人はそう多くはいませんでした。
俳優やナレーターのようなプロのように話すのは難しいしそこまで出来なくても良い
でも会社の上司のように話せるようになるには経験も時間ももっと必要・・・。
そう考えると、せめて緊張するのだけでも改善したいと思いませんか?
緊張しないだけでも、きっと自分の話を聞いてくれている人がどんな反応をしているのかを
しっかり見ることが出来るだろうし、もっと自分の話を上手く伝えるにはどうしたらいいか
ということに意識を集中できるだろうし、何より人前に立つことが怖くなくなるかもしれない。
そうなったとき、あなたにおすすめの『一番簡単な緊張のほぐし方』があるんです。
それが『腹式呼吸』。
腹式呼吸ってよく聞くけど、違いや仕組みがよく分からないという方もいるかと思いますが
のちほど詳しく腹式呼吸のやり方についてはお伝えしますね^^
まず、なぜ腹式呼吸が緊張をほぐしてくれるのかを説明したいと思います。
自律神経、という言葉を聞いたことがありますよね?
この自律神経には、運動している時などに活発になる『交感神経』と
お風呂に入っている時や、眠る時に優位になる『副交感神経』の2つがあります。
緊張している時に働いているのは先にお伝えした、交感神経。
私が冷や汗をかいていたのは、この交感神経が優位になっていたことが原因です。
他にも、唾液が減ることで口の中が乾いたり瞳孔が開いたりと
緊張・ストレス状態特有のからだの症状が現れてきます。
なのでこれを、副交感神経を優位にさせて、自分をリラックスした状態に
してあげなければならないのです。
そのために自分で実践できるのが、腹式呼吸。
自律神経は意志ではコントロール出来ないと言われていますが
自律神経を調整することができる自発的な行動が、この腹式呼吸なのです。
でも、「自分の普段の呼吸がちゃんと腹式呼吸になっているのか分からない」という人もいますよね。
ここで簡単に、腹式呼吸のやり方をお伝えします。
やり方としては、寝ている状態が楽に腹式呼吸が出来て体感もしやすいです。
腹式呼吸をすると、おなかが膨らんだり凹んだりするというのは聞いたことがあるかもしれませんが、これは横隔膜の動きによるものです。
寝ている状態で、鼻から息を吸い口から吐く。
この時、お腹が膨らんだり凹んだりすれば、横隔膜が上下して腹式呼吸が出来ています。
立っているとなかなか腹式呼吸が出来にくいという人も、寝転がっていれば背中が固定されるので
自然にお腹を意識することが出来ます。
(お腹に手を置いたりして動きを意識するともっと良いですよ)
呼吸する時に、肩が上下する呼吸をしていたら「胸式呼吸」。
緊張している時の自分を鏡で見ることは少ないかと思いますが
意外としっかり腹式呼吸できている人は少ないようです。
毎日している呼吸が、実は緊張を解すための鍵なんです。
今夜寝る前に、腹式呼吸を一度実践してみてくださいね^^