緊張を改善する『腹式呼吸』、その他の効能

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こんにちは、三角です^^


以前の記事に、緊張を解すためには『腹式呼吸』が良いということを書きました。
(まだご覧になっていない方はこちら


前は、腹式呼吸がもたらす効果について簡単にお話しましたが
今回はもう少し掘り下げてお伝えしようと思います。

人前で話す機会が多い女性には嬉しい『美容効果』についてもお話ししますので
気になる方は最後までしっかり読んでみてくださいね*。・

 

この記事を見ている方は、人前で話すのに緊張してしまうという人が多いかと思いますが
緊張している時の「イヤだ」「こわい」などといったネガティブな状態の時は
「ノルアドレナリン」という神経伝達物質がたくさん分泌されています。

このノルアドレナリンが分泌し続けている、いわゆる興奮状態が続くのは
日常生活に影響が出てくるのでよろしくありません。

で、この過剰な状態を抑制してくれるのが「セロトニン」です。
セロトニンは、前にお伝えした腹式呼吸と深く関係があります。

 

腹式呼吸で深くたっぷりと息を吸って吐くことで、右脳の前頭前野に血液が送り込まれます。
この前頭前野というのは、いわゆる「心」にあたるところ(人間らしく物事を感じるところ)と
言われているのですが、ここに血液がいくことでセロトニンが増えていきます。

つまり、腹式呼吸をすることで脳の興奮状態を抑えようとしてくれるんですね。

 

呼吸が浅い、つまりセロトニンが充分に行き渡らない状態が続くと
うつ病パニック障害にもなると言われています。

脳の状態を改善するのに必要な腹式呼吸の時間は約20分程度。
1日20分腹式呼吸を意識してやってみるだけでも、セロトニンを増やす効果はあるそうです。

 

そしてなんと、セロトニンは重力に逆らう筋肉も育ててくれるそうなんです。

正式には抗重力筋という難しい名前なんですが、深い呼吸を続けることは
この筋肉を育てることに繋がるのです。

顔の筋肉はもちろんですが、普段の姿勢も背筋がすっと伸びていない人は
なんだかちょっと老けて見えてしまいますよね。

緊張をほぐすための腹式呼吸ですが、そういった若さを保つための秘訣にも繋がっているので
実践しない手はありません。

他にも、内臓をしっかり動かす働きをするので腸も活発になってお通じが良くなると言う人もいるし、酸素をたくさん取り入れることで基礎代謝が上がる(これはつまり脂肪が燃えやすくなる
ということですね)、そんな人もいます。

 

人前に立つのがイヤだなーと感じている女性の方は
一種のダイエットと思って取り組むのもいいかもしれません(笑)

話せるようになる頃には、背筋がしゃんとしてウエストがきゅっと引き締まった
まわりに憧れられるボディの持ち主になっているかもしれませんよ^^

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社会人のための劇的プレゼン塾講師 ホンマルラジオ池袋局代表。 俳優・声優・ナレーターや司会などの表舞台をはじめ、演出助手や制作リーダーなどのスタッフポジションに至るまで様々な顔を持って活躍してきた。 俳優や声優としての表現力スキルと、様々な現場で培ったコミュニケーションスキルを活かして、ビジネスの場でも、コンサルタントやセミナースピーカー、研修ファシリテーターとして活躍。20億を売り上げるマーケティングプロモーションのプロジェクトメンバーに抜擢されるなど、ビジネスパーソンとして豊富な知識と経験を持つ。 もともと自身が人前に立つことに対しての苦手意識を持っていたことから、受講者の気持ちや悩みに寄り添うことをモットーとして講師として活動している。

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